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演技を求められる映像俳優と舞台俳優

映像の中で演じる映像俳優

俳優の中でも最もスタンダートなのが、映画やドラマといった映像上で演技を行う映像俳優です。映像俳優という呼称の通り、映像の中で映像映えする演技を行うことが求められています。

映像は、人間が情報を獲得する上で最大の手段と言っても過言ではありません。視聴者の視覚に対する発信力が最も強く、画面を通して近距離で観ることができるため細部まで観察しやすい媒体だといえます。このため俳優は、表情や身振り手振りといった全ての動作で演じなければなりません。

加えて、音声によって聴覚も刺激されることから、声による演技も必要不可欠です。映像俳優には、監督のリクエストに応じた、過剰過ぎず過少過ぎない適切な演技が求められるのです。

舞台で活躍する舞台俳優

俳優としての知名度で言えば、舞台俳優より映像俳優の方が優位かもしれません。しかし、舞台で演じる舞台俳優も、イメージから言えば俳優らしい俳優だと考えることができます。

舞台俳優は、もっぱら舞台での演技を求められる俳優で、映像ではなく観客の視覚に直接訴えかける点が特徴的です。ただし、テレビや映画のスクリーンに比べて舞台と客席の距離が離れている上、映像のように拡大もできないので、映像俳優とは異なる演技を求められます。

具体的には、映像俳優に比べ大きく振舞う演技を求められますが、これは距離の問題によるところが大きいといえます。映像に最適化された演技のまま舞台で演じても、客席の観客まで演技が届かないのです。これが、映像俳優と舞台俳優で異なる演技が求められる理由だといえます。


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